Lap Man | 香港中文大学 日本研究学科 Menu

1997年卒業

Diyixin.com Ltd.最高経営責任者(CEO)

中文大学在学中、わたしは兄が設立したインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)の会社で初めてのアルバイトをしていました。後に、その会社は香港最大手のISP企業となり、1998年には会社を売却しました。その1年後、新しい会社を設立し、

今日、毎年数億ドルの利益をあげています。なぜ日本研究を専攻したのかと記者に聞かれることがよくあります。彼らにとっては、IT/Telecom起業家が大学で文系の道を選んだことが不思議なのです。わたしにとっては、大学は様々なことに触れるところであり、自ら学ぶということを教えてくれるところです。世界は日々変化しています。わたしたちはいつも新たな挑戦に直面しています。自ら学ぶことが成功への鍵なのです。

日本研究学科の交換留学プログラムはわたしの人生に大きな影響を及ぼしました。もし東京に行かなければ、1994年という早い時期にインターネットについて知ることはできなかったでしょうし、インターネットに夢中になることもなかったでしょう。そういう訳で、わたしは最初の仕事に多大な時間を費やしたのです。他の人より早く変化を知ることは自分を有利な立場にしてくれます。そして更に大切なのは、いろいろな経験をすることで自信がつき、自学能力が身につくことです。初めての土地で一人暮らしをすると、ライフスタイルが根底から変わり、香港という枠を越えて考えたり学んだりする時間やチャンスが増えます。ありとあらゆる問題や困難に1人で立ち向かわなければなりません。未知の問題に直面し、自信を持って自分で決断を下していくのは人生を通じて大切なことです。日本研究学科での交換留学プログラムはわたしの人生とキャリアに非常にポジティブなインパクトを与えました。あなたにも同様のインパクトをもたらすと信じています。

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